布切り絵とは(簡単に説明)

     私の布切り絵の制作方法は、2003年4月「衣の民俗館」にて、布の裏に紙を貼り付ける方法。
     (掛け軸に使われている布の裏に和紙)また下記の製作方法や展示の研究発表行いました。

   ○最近良く使う布きりえには、黒布にボンドと水とを約半々に混ぜ布にボンド付けして布切り絵
    をします。(布切り絵始めた頃はよく使っていました〜)
    白生地を染めるには木綿、薄絹、別珍、ポプリン、本絹、サテン、モア、デシン等が染めやすく、
    色ムラになりにくいので作りやすいです。


   ○布(化繊を含む)に、でんぷんのり、膠、ニス、マニキュア、自動車用クリアーなどのような接着剤、塗料、
     薄めたボンド、植物 の汁液などを硬化性付与剤として、布材に液状あるいはコロイド状の硬化性
     付与剤の中浸漬 股または煮沸したり、表面に塗布したりすることによって硬化性を付与するように
     する。
   ※布切り絵としては面白味がないのですけど、布の裏側に両面接着芯や接着剤、糊等を用いて紙(和紙
     を含む) 貼り合わせてもよく、布にビニールのコーティングしたものでも出来ます。
     布のウラにドライマウントフィルムを貼り、アイロンで貼り合わせてもよいです。(一見軟質ビニールの
     ような、透明な薄いフィルム)やボンドなどで貼り合わせも良いです。

     後は、紙(和紙を含む)の切り絵のように、カッター、ハサミを用い切り抜き、色布片を挟み込みて切り
     する。布のシワをとる際には、キーピングを使っています。

     布と布との接着方法としては、スプレー糊、ボンド、接着剤、ボンドドライマウントフィルム、両面接
     着芯(アイロンかけが必要)などを用 いる。布は、黒白の他に色布を用いてもよく、色布を黒白の間
     に挟みこんでもよい。
    ※ 白布と黒布との貼り合わせや、カラー作品の色布を差込際の貼り合わせの時は、ドライマウント
     フィルム
(一見軟質ビニールのような、透明な薄いフィルム(商品名、フュージョン4000等)や両面
     接着芯をアイロンで貼り合わせることが出来ます。
     (ドライマウントフィルムは、アイロンの熱で解け、貼り合わせることが出来ます。)
     ボンドスプレーや糊で貼り合わせてもよいです。

   ※上記やりかたの他、 布をレザーカットすれば、ホツレ、キレはほとんどなく布切り絵は出来ますが、
     今では、レザーカットマシンなる機械も有り、刺繍、アップリケなども同じものが何枚も出来るようです
     が、カッターを使って世の中に一枚しかない布切り絵 を楽しんで更新してゆこうと思っています。

   ※やっさん、布は絹を使って布切り絵したいのだけど…着物生地だと幅が少なくサイズが限られます
     から…残念! サテンなどもよく使います。それにキーピングなども製作過程でよく使います。

    ○サイト「光の切り絵」のように布ですることが出来ますが、単に紙から布に代えただけですので
     私はしませんが、一例を示すと白の紙の表に木を現した切り絵し、白い紙の裏に桜の花切り絵をして
     裏からライトを当てたり消したりすることで、桜の木に花が咲いたり、ライトを消すと枯れ木だけの
     切り絵になる。一つの切り絵の作品で、二度楽しめる切り絵です。よく考えられた上手い切り絵です。
     布で切り絵された方が現れましたら文句は言いますが!(笑)

   ○尚、膠の代わりにマニキュアで使うトップコートを使う方法もあります。 
    布のシワをアイロンでとり、平らな合成樹脂板かガラス板上にのせ市販されているトップコートを筆
    で塗ります。乾いた後剥がして、その布に鉛筆で絵柄を描きカッターでで切り込みます。

    膠を塗布した布よりも切り易く、切れホツレがほとんどなく、まるで紙で切り絵をしているみた
    いですが紙より切りにくいです。。布は木綿と化繊のものを使いましたが、木綿の方が適している
    ようです。

    欠点は、布の色が変色します。(白布の場合、薄半透明のような感じになります)光沢が出たり、
    アイロンの熱にも弱いです。

   ○手前の切り絵と背景の切り絵との間に薄い布や半紙、薄い和紙、トレーシングペーパー等を挟み込んで
     する透かし布きりえ、透かし紙の切り絵の作品もしています。


   布切り絵制作するのにもっとも簡単な方法としては
   
  布切り絵始めた最初の頃は、布に膠・糊・ニス(水性)やネオ・ルシール(ドライフラワーの
   くずれ防止硬化剤)等のいずれかを付与処理後、
   裏に薄い和紙をスプレー糊で貼り合わせ布面にスプレークリヤーを吹きかけたものや、
   掛け軸用(布の裏に和紙を貼ってある)布で布切り絵しました(2003年4月、衣の民俗館
   にて発表しました)
   ※最近では布の裏に薄い和紙を貼り合わせた布が、近郊では名古屋の熱田区
   「紙の温度」で手に入ります。
   布面にクリヤー・膠・糊・ニス等のいずれかを吹きかけ(クリヤーを吹きかけなく、そのまま
   使っても良いです) 乾かした後、下書きした紙の裏にを容易に剥がれるスプレー糊を
   吹きかけ、布と下書きした紙とを貼り合わせて布切り絵するのがもっとも簡単に
   布切り絵する製作方法かと思います。
   ※布面にクリヤー・膠・糊・ニス等のいずかれかを吹きかけるのは、柔らかい布を少し硬め
    にしてカッターやハサミで切りやすくするためです。

   貼り合わせの際、両面接着芯(クモノス)で、アイロンを使い布と紙を貼り合わせて
   布切り絵する場合もあります。
   黒布と白布との貼り合わせは、スプレー糊で別の剥がれにくいのを吹きかけ
   ています。(両面接着芯・糊・接着剤等を用いてもよいです)
   色布を使うことによってカラー作品にすることもできます。



   最近の布切り絵は、糊または膠・ニス等を塗布してからスプレー式透明クリヤーを塗布した後、カッター
   
やハサミで布切り絵をしています。
   布切り絵をする際、下書きをした紙と布をホッチキスでズレないようにとめてもよいのですか゛、最近は
   貼って剥し易いスプレー糊を使っています。

   ※使うカッターとしては、市販のカッターの他、伊勢型紙に使用するカッターやマークカッターを含みます。
     マークカッターは、ステンシルフィルムを溶かしてカットする電熱カッターですが、ナイロンやポリエステル
    100%の生地のカットに使えます。 (布切り絵には限定されます。)

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     私の布切り絵について!


   若い頃、一冊の本「発明は誰にもできる」を本屋さんでみっけ、それをきっかけに発明に興味をもち
  東京にある「発明学会」に入会して30年ほど勉強して工業所有権を勉強したものです。
   まだ特許の「特許願い」の願書を出すのに、紙縒りからホッチキスに切り替えられた頃です。
  特許は30年、実用新案は15年もあった頃です。(現在特許は20年ですね)
   それでも特許数点の権利を取りましたが、特許で儲ける人は一握りですから…儲かることはありません  
  ありませんでした。
   その後、"自分史を本にしましょう"なるものが流行りました。
   そんなところから、布切り絵を考えたのですけど、布をカッターやハサミで細く切ると、切れ・ほつれで
  上手く出来なく、布の裏に薄い和紙を貼ったり、掛け軸の裏に紙を貼ってあるものを表具している友達
  から分けてもらいずいぶんしました。
  布の裏に和紙を貼ったぐらいの切り絵では、特許はまず無理と考え東京へ出掛け、ある先生に教えを
  願いました。
  
   特許は20年だけで、国内だけのもので(外国に出願するには、新たによその国に一つづつ出願しなければ
  なりません)、著作権は全世界通用するもので、死後50年も生きています。
   本や新聞に活字を残すのも一つの方法ですし、文化省に出すのもいい方法です。。ホームページだと消し
  たり、付け加え出来ますからチョットあやふやのところがあります。
   てなわけで公共の場で公にしたら一番と教えてもらいながら…ホームページ開設する数年前迄は、布の
  裏に薄い和紙を貼り布切り絵していましたが、和紙和紙を貼らなくても出来るようになり、ホームページを
  子供に教わり始めましたが、つてで「衣の民俗館」にて布切り絵の研究発表できる機会に恵まれました。
  2003年4月のことでした。
   その頃は、膠や糊等で布切り絵が出来るようになっておりましたが、一緒に(布裏に和紙を貼って切り絵)
  も研究発表させてもらいました。
   布の裏に和紙を貼って切り絵する方法は、当たり前のように思えホームページにはあえて書き込みしま
  せんでしたが…今回、友達の助けもあり木曽三川水郷パークにて「布きりえ体験教室」開きました。
   今、私のしている布切り絵では、初心者には無理のように思え、私の歩んだ布の裏に和紙を貼ったもの
  で(布の裏に和紙を貼った布も市販も有り、それを使って!)してみることにしました。慣れたら少しずつ大きい
  のや細かい布切り絵してもらう予定です。
   今回、体験教室を始めましたので、あえて書き込んでみました。(2011年10月12日)

黒布を使わず色布にキューピングを使いシワを伸ばした後、糊または膠等で付与処理後両面接着芯
 をアイロンで色布の裏に貼り、ハサミまたはカッターで切り絵した後、白布や色布を貼り合せた布切り絵は
「布貼り絵」として区別しています。2003年に衣の民俗館で発表しています。

 それをしたさちょっと工夫したのが、新布切り絵コーナーの「しおり」や布切り絵コーナーの「おかめの
 お面」2004年アイロンで貼る布貼り絵「さくら」
 アイロンで貼る布貼り絵コーナー「椿」等です。
 黒布で縁取りした作品を布切り絵。黒布を使わず縁取りしてない作品をアイロンで貼る布貼り絵と区別して
 います

 布切り絵も布貼り絵も接着芯やアイロンを使うと上手く仕上がります。
布きりえ教材 布きりえ教材 布きりえ上記以外の下絵を描く方法として

布を膠や糊等を用いて付与処理後、一番左の黒の布に
印刷するのですが、解りにくいので右の白布に「プリント
ごっこ(現在は市販ありませんが)」のようにシルクスクリー
ンを用いて印刷したものを使用して、まずピンクの部分を
カッターやハサミで切り取ります。
裏返してスプレー糊や両面接着芯を用いて、色布を貼り
合わせ、黒い線のところをハサミで切ります。
その後、白い布(黒い布で切り絵した場合)をさらに裏から
スプレー糊や両面接着芯で貼り合わせ完成します。
※尚、伊勢型紙に切り絵した型紙を作り、絵の具や色付
きスプレー等を用いて色付けしてもよいです。
付与処理前に印刷してから膠や糊等で付与処理してカッ
ターやハサミで切り絵するのもよいですね。
その他、型紙を使ってチャコペーパーやチャコペンシルを
使って下絵を描く方法もあります。
                    (2012年5月2日記)

プリンターを使っての布きりえ
プリンターを使っての布きりえ
 プリンターを使用しての布きりえ

切り絵をする際、紙(やっさんの場合は布)の上に
下紙を重ね、隅をホッチキス(剥せるスプレー糊を
使う作家さんもいます)でとめた後、カッターやハサ
ミで切り絵をするのが普通です
けど、二枚を重ねて切るより紙や布に直接下絵を
印刷すれば切り易いと考え、プリンターで印刷して
みたところ思いのほか上手くゆきました。
やっさんのプリンターはA4までしか出来ませんが、
シルクスクリンなど使いますともっと大きなサイズ
まで出来ます。
左の画像の上は、木綿、サテン布にプリンターを
使い印刷したものです。思いのほかニジミも少なく
プリンターもスムーズに通すことが出来ました。
膠や糊、ニス、クリヤー等で付与処理してあります
からこそと思います。
左画像下半分は、もう少し色を薄くしてみました。
体験教室で使用出来そうですが、もっと色を薄く
して体験してもらおうと思います。
黒布には、黄色や薄い青色を使用して実験して
みましたが、黒布に同化してほんのウッスラしか
印刷出来ませんでしたが、白布に黒色で印刷す
ればよいわけです。
シルクスクリンやプリントごっこ(現在は販売して
いませんが)なら黒布にも印刷出来ますね。
(2012年7月1日記)
※最近では市販品でパソコンのプリンターで印刷
出来る白布が販売されています。(薄い白布と
ちょっと厚めの白布があります)
日本布きりえ協会



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